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目指せ夏の甲子園 長野大会が開幕

堂々と行進する選手たち。中信連合の先導は池田工業の女子選手・榛葉礼華さん(3年)が務めた

 第105回全国高校野球選手権記念長野大会は8日、松本市のセキスイハイム松本スタジアムで開会式を行った。4年ぶりにベンチ入りした選手全員がグラウンドに並ぶ開会式となり、夏の甲子園を目指す球児たちのりりしい姿を保護者ら約1500人がスタンドから見守った。

 前回優勝校の佐久長聖を先頭に、南信、中信、北信、東信の順で全72チーム(85校)が入場した。雨交じりとなったが、選手たちは胸を張って堂々と行進し、今大会に懸ける意気込みを示した。県高校野球連盟の久保村智会長は「新たな時代の担い手である皆さんの全力プレー、感動にあふれた試合が、未来の高校野球につながっていく」と激励。選手宣誓を田川の上條大地主将(3年)が務め、司会進行、式典音楽などで中信地区の高校生が開会式に花を添えた。
 大会はセキスイハイム松本スタジアムなど県内4球場で行われる。順調に進めば決勝は27日にあり、県代表が決まる。