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食品一斉取り締まり 松本市保健所管内63施設で

食品の温度を調べる保健所職員

 食中毒が発生しやすい夏場を迎え、松本市保健所管内で31日まで、食品一斉取り締まりが行われている。スーパーや市場などの流通拠点、観光地のホテル、飲食店など63施設を対象に立ち入り検査を実施する。

 市保健所の食品衛生監視員が分担して検査しており、6日は出川1のデリシア庄内店の食品売り場を店員立ち会いでチェックした。温度計を使って食品の温度管理が適正かどうかを調べ、期限表示が正しく表示されているか確認した。
 令和3年度に松本保健所が開設されて以降、管内で食中毒は発生していない。市保健所食品・生活衛生課の園田春美係長は「高温多湿で食中毒が発生しやすい時期を迎えるので、食品の温度管理には細心の注意を払ってほしい」と話している。

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