政治・経済

麻績・筑北の品一堂に 見本市「麻績メッセ」今夏初開催

初企画の「麻績メッセ」をPRする麻績村商工会。8月19日に催す

 麻績村商工会(宮尾隆会長)が今夏、麻績・筑北両村で製造・生産されている多彩な商品や農産物、試作品を一堂に集めた見本市「麻績メッセ」を初めて開く。住民にあまり知られていない地元企業や工業製品、地域で新たな特産品となり得る農産物・菓子などをPRし、地域のブランド力を強化する狙いで、出展希望者を募っている。

 8月19日に麻績村地域交流センターで催す。出展は両村内の法人・個人事業主のほか、創業に興味がある個人・団体も対象。30ブースを用意し規定のスペース内でPR・販売が行える。キッチンカーの出店(5ブース)も受け付ける。出展無料。
 両村エリアは松本平と善光寺平の中間点に位置し、長野道・JR篠ノ井線が通る交通の要所にありながらも、立地を生かしたサービスや独自製品・商品の発信力では課題がある。一方、立地の強みを見抜き独自製品作りの拠点とする企業もある。村商工会は「メッセを通じたPRで地元の商圏を大きく広げる機会となれば」と期待する。
 20~30日に村商工会の特設サイトやファクス(0263・67・4581)から必要事項を記入の上申し込む。
 問い合わせは村商工会(電話0263・67・2146)へ。