政治・経済

大勢が踊りなどを楽しんだお夏まつりの様子(令和元年8月)

朝日村の夏祭り「お夏まつり」研究メンバー募集
 朝日村の夏祭り「お夏まつり」の実行委員会は、今後のまつりの内容や在り方を考える研究会のメンバーを募っている。村の一大イベントとして約30年親しまれているが、過去3年間は新型コロナウイルス禍で通常規模での開催ができず、高齢化で運営を支えてきた担い手が減っている。コロナ禍での休止を機にあらためて住民にアイデアを募り、将来のまつりをつくっていく。

 まつりは例年、8月の第1土曜日にあり、住民による踊りや伝統の朝日小唄、地域に伝わるキツネの伝説にちなんだ嫁入り行列、花火などを催す。子供から大人まで大勢が集う。令和2、3年は中止し、4年は花火のみを行った。
 研究会はこれまでもあったが委員が2人のみになっていた。実行委事務局は「朝日村やお夏まつりが好きな方にぜひ集まってほしい。やってみたいことのアイデアも寄せてほしい」と呼び掛ける。
 村の夏の催しは過去に、徹夜で催しを楽しむ「サマーナイトフェスティバル」や、歌謡ショーを行ったことがある。お夏まつりは、過去の内容を一新し平成の初期に始まった。事務局によると、再開を楽しみにする声が多くある一方、「やり方を見直しては」との意見も寄せられてきた。
 今年に開くかどうかは、18日の実行委で決める。研究会は17日に開く。柳沢明実行委員長は「子供から大人まで親しまれ、定着した祭り。研究会の意見も踏まえ検討を深めたい」と話している。問い合わせは事務局の村中央公民館(電話0263・99・2004、電子メールkyoiku@vill.asahi.nagano.jp)へ。

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