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子供の夢映画で大きく 松本で催し

観客の子供たちもステージに上がって盛り上がった映画の合間のパフォーマンス

 「こどもの日」の5日、松本市のまつもと市民芸術館で第14回「子どもたちの映画祭」(一般社団法人松本映画祭プロジェクト主催)が開かれた。国内外の心温まる短編映画の上映や、歌やダンスなどの楽しいステージパフォーマンスが繰り広げられ、多くの親子連れでにぎわった。

 主ホールの外にはキッズ・ストリートが設けられ、子供たちがさまざまな遊びを楽しんだ。仮装企画の「ハル(春)ウィン」に呼応して、アニメの主人公などの衣装を着た子供も多く、華やかな雰囲気に包まれた。
 映画は友情や愛情、冒険などを描いたアニメーションの短編で、外国の作品はせりふがなくても表情と動きだけで優しい気持ちが伝わった。映画の合間のダンスパフォーマンスでは、観客の子供たちもステージに上がって一緒に踊る場面もあって盛り上がった。
 乳幼児3人の娘を連れて参加した松本市波田の小林万純さん(30)は「子供たちが大きくなっても楽しめそうなのでまた来たい」と話していた。