中村千織さん(穂高)全国5位 エアロビック 安曇野市長に報告

安曇野市穂高北穂高の中村千織さん(19)=スポーツネットワークSAM所属=が、昨年11月に東京都で開かれたエアロビックの全国大会「スズキジャパンカップ2022第39回全日本総合エアロビック選手権大会」(日本エアロビック連盟主催)で5位に輝いた。初めて立った全国の舞台での快挙に「うれしい」と満面の笑顔を見せ、さらなる飛躍を目指して練習に励む。
中村さんはエアロダンス(AD)種目のシニア女子A部門に出場。「印象に残る演技をやってやる」という強い気持ちで1分23秒の演技に臨んだ。「最初のジャンプがすごくうまくいって、ギアがかかった」と振り返り、予選の中部地区大会では手を付いてしまった側方宙返りも成功させた。
母親の朝美さんとこのほど、安曇野市役所に太田寛市長を表敬訪問した。太田市長は「中村さんの活躍でエアロビックに注目が集まると思う」と期待を寄せ、中村さんは「次の目標は表彰台。保護者やコーチへのリスペクトを忘れず努力したい」と力を込めていた。
今年の演技について「昨年よりも爆発的な動きで、曲調もがらっと変えた」と話す中村さん。高難度の技「ストラドルリープ」も盛り込んだ。選手権大会では緊張で後半の動きが硬くなってしまった反省から、今年は他地域の大会にも挑戦していく予定だ。