公共交通分かりやすく 生坂の推進会議がパンフレット

生坂村の各種団体でつくる村地域支え合い推進会議が今春、村内外の公共交通機関の利用方法を分かりやすくまとめたパンフレット「生坂村版 地域交通トリセツ」を作製した。各町村で運行するバス・デマンド交通や村社会福祉協議会の有償運送サービスを網羅。村民の利便性向上に役立てようと全戸配布した。
A2サイズ四つ折りで、村内は村営バスの池坂線と犀川線の運行エリアや運賃表、周回デマンドバスの利用手順、村社協有償運送サービスの利用方法を、村外は各交通機関の使い方や運賃、問い合わせ先をそれぞれまとめた。路線図は村内外各線の接続を網羅している。
昨年、「お出かけを楽しくもっと便利に」を合言葉に作製に着手し、各路線の使い心地も確認した。
大町市方面を確認した竹内清枝副委員長(72)は「大町総合病院へ行く途中、複合商業施設にも立ち寄れる。将来、運転免許を返納しても安心してバス利用で生活できると確認できた」と話す。大澤彰治委員長(71)は「自家用車の有無にかかわらず公共交通をより活用するきっかけになれば」と願っていた。
問い合わせは事務局の村健康福祉課(電話0263・69・3500)へ。