京の味・名品一堂に 井上で第40回のれん市始まる

松本市深志2の井上で13日、第40回京都のれん市(京都府・府物産協会主催)が始まった。京都を代表する伝統の菓子や総菜、漬物、工芸品などがそろい、初日から多くの買い物客でにぎわった。19日まで。
老舗や名店など56社が参加。定番の生八ツ橋、千枚漬け、ゆば、生麩などが並び、飲食コーナーはないものの鯖ずしや弁当なども人気を集める。工芸で初出店の象眼などは実演もあり、来場者の関心を引いている。
40回を記念し、名産品などが当たる抽選会を実施しているほか15日は「2023京都・ミスきもの」の来場も予定する。京都府物産協会の田中長兵衞副会長(69)は「これだけの店がそろう機会は貴重。京都の品々を見て、雰囲気を楽しんでもらえれば」と話している。
開場は午前10時から午後6時半(最終日は5時)まで。