政治・経済

西条温泉とくらで減塩レシピの健康弁当取り扱い

取り扱いが始まった減塩健康弁当「ちくほく弁当」。第1弾はしょうが焼きとなる

 筑北村西条の西条温泉とくらで今月、村ととくらが共同開発した減塩レシピの健康弁当「ちくほく弁当」の取り扱いが始まった。村内の旬の食材を多く使い、味わいや食べ応えはそのままに塩分を大幅カットした。栄養バランスのとれた食事「スマートミール」認証に申請中だ。減塩を通じ村民の健康意識向上につなげていく。

 メインの信州米豚のしょうが焼き、白菜漬けやホウレン草とかにかまのごまあえ、卵焼きなどに減塩調味料が使われている。
 食塩相当量は国の1日摂取目標値(男性7・5グラム、女性6・5グラム)の3分の1程度となる約2・4グラムに抑え、重さ約530グラムの弁当の4割近くを野菜とするなど栄養バランスにも気を使う。花岡寿郎料理長は「通常の弁当より3~5割減塩だが、言われないと気付かないかもしれない」とし「農作業の昼食用などで徐々に予約が入り始めた。健康維持に役立ててほしい」と話す。
 6月以降には夏向きの第2弾メニューに切り替える予定。価格は1食税込み700円。予約制(要1週間前)で4個以上から受け付ける。
 申し込みは西条温泉とくら(電話0263・66・2114)へ。