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松本山雅が塩尻にも拠点 小坂田公園にクラブハウス完成

山雅の新たな活動拠点となる管理棟

 サッカーJ3松本山雅FCの運営会社が、塩尻市塩尻町の小坂田公園内で建設を進めていたサッカー場管理棟(クラブハウス)が、このほど完成した。11日に内覧会を開き、関係者約30人に山雅の新たな活動拠点をお披露目した。

 3月に園内に完成したサッカー場・サンコーグリーンフィールドに隣接する管理棟は、木造2階建て延べ約270平方㍍で、選手用のロッカールーム、浴室、製氷機のある準備室などを備える。外壁や柱、梁などは全て県産材を採用した。総事業費は約8000万円で、市の所有地を賃借する。今週中に選手が使い始める予定だ。
 内覧会で、運営会社の神田文之社長は「塩尻にクラブの拠点ができ、大きな歴史の節目」と述べ、地域の支援に感謝した。来賓で出席した百瀬敬市長は「中南信から多くの人が集まり応援すると思う」と市内への誘客に期待した