新入社員が働く心構え学ぶ ながぎん会の研修会に70人

長野銀行の取引先企業でつくる松本ながぎん会は11日、松本市渚2の本店で、新入社員研修会を開いた。会員企業にこの春入社した約70人が参加し、ビジネスマナーの基礎を学んだ。
丸の内ビジネス専門学校(城西1)の内川小百合校長が講師を務め、第一印象をよくする立ち居振る舞いや、コミュニケーションの方法を解説した。社員はアルバイトとは違い、社内の上司や同僚と協力して同じ目標の達成に向けて進む仲間だとし、社内のコミュニケーションも場面や立場によって適切に対応する必要があるとした。
新入社員がよく経験する場面として、上司から「この仕事を手伝ってくれる?」と聞かれたシーンを挙げ、「上司からの指示は命令だととらえ、『承知しました』と受け答えするのが円滑なコミュニケーションの第一歩」とアドバイスしていた。