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山崎貴監督が少年時代語る動画公開 松本市美術館の展覧会開幕前100日で

河西代表理事(右)のインタビューに応じて少年時代を語る山崎監督の動画

 松本市美術館で今夏開かれる展覧会「映画監督 山崎貴の世界」(7月15日~10月29日)が開幕まで100日を切ったのに合わせて、展覧会の主役、市内出身の山崎貴監督のスペシャルインタビュー動画が今月、一般社団法人・松本映画祭プロジェクトによって公開された。数々のヒット映画を手掛ける山崎監督の原点を故郷で過ごした少年時代に見いだす内容で、順次続編を公開しながら機運を高めていく。

 動画は3本立て。小学生時代に迫ったパート1を、開幕100日前の6日に公開した。プロジェクトの河西徳浩代表理事がインタビューする形で、山崎監督が当時、400字詰め原稿用紙50枚に及ぶ美ケ原登山記や、250枚もの修学旅行記を手掛けていた仰天エピソードなどを引き出している。 
 プロジェクトは平成20(2008)年に始めた商店街映画祭で長年にわたって、山崎監督に特別審査員を務めてもらうなど関係を築いてきた。市美術館の山崎貴展にも全面協力しており、インタビューを企画した。
 動画は中学時代に迫ったパート2を5月半ばに、その後高校時代をひもとくパート3を公開する。閲覧はプロジェクトホームページへ。

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