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筑北村の魅力 キャンプで発信 地元3団体連携 GWにイベント

初の連携イベントをPRする各団体のメンバーたち

 筑北村のとくら沢ふれあい広場キャンプ場で大型連休(GW)前半の29日~5月1日、キャンプやマルシェ、子供用品リユースなどを詰め込んだイベント「Re Forest Camp(リフォレストキャンプ)」が開かれる。村内の「筑北ファン倶楽部」と「NPO法人ちくほくの谷つぎビト」「TUMUgu」の3団体が筑北を盛り上げようと初めてタッグを組んだ。

 「リフォレストキャンプ」は、ファン倶楽部が地元キャンプ場の魅力を広めようと平成25(2013)~27年に開いたイベントで、今回の連携で復活した格好だ。期間中、キャンプは1~2泊(1泊1団体1000円、要予約)でき、道具レンタルや夜間キッチンカー出店など、初心者も楽しめるよう工夫した。
 30日は午前10時~午後4時に「TUMUgu」を主宰する小布施祥乃さん(37)=坂井=によるマルシェと、つぎビトの「くるくるリユース」を同時開催する。マルシェには燻製ウインナーやベトナムのサンドイッチ「バインミー」などの食事系や、アクセサリーなどのクラフト系計31店舗が出店。シルクスクリーンやバスボム作り、竹鉄砲など多世代が楽しめるワークショップも用意する。
 筑北ファン倶楽部の代表・下條由暁さん(38)=坂北=は「子供から大人までわいわい楽しみ、いろんな人とつながり、筑北をさらに盛り上げたい」と話す。小布施さんは「筑北のキャンプ場はまだ知名度が低い。家族で訪れて村の魅力を感じてほしい」と願う。
 キャンプ予約相談は石田武さん(電話080・5140・9189)へ。