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印刷の面白さ体験 藤原印刷が工場一般開放

印刷立ち会いのワークショップを楽しむ参加者

 松本市新橋の藤原印刷(藤原愛子社長)は22日、印刷工場を一般開放する「第2回心刷祭」を開いた。印刷に関する多彩な体験イベントや顧客業者の製品のマーケットなどが開かれ、多くの人で盛況となった。

 印刷立ち会いワークショップでは、実際に機械で写真を印刷し、参加者の要望に添って色調を変える作業をして、社員が日頃の仕事を再現して説明した。ひらがなの活字探し体験をした島立の芳賀千津さん(53)は「楽しかった。文字が裏返しになっていて、漢字だったらもっと難しかったと思う」と話していた。
 顧客の20社が本などさまざまな印刷物の製品を出展したエリアも大盛況だった。藤原印刷の広報担当の田村光さんは「4年ぶりの開催で、前回より多くの人に来ていただいた。印刷って面白い。やってみたいと思ってもらえたらうれしい」と感謝していた。