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上高地線鉄道まつり 新車両運転席見学が人気

電車の運転席でポーズを決める子供

 松本市内を走るアルピコ交通の鉄道・上高地線の新村駅(同市新村)で25日、ミニ鉄道まつりが開かれた。普段は立ち入ることができない電車の整備などを行う車両所を会場に、運転席の見学やグッズ販売、鉄道模型の展示など多彩な催しが行われ、多くの鉄道ファンでにぎわった。

 新車両の20100形の運転席に入って見学できるコーナーが大人気だった。子供たちは運転席に座ると、手で合図しながら「出発進行ー」と声を出して、家族に写真を撮ってもらっていた。鉄道模型の展示はNゲージで新村駅などを再現した。
 家族と訪れていた波田小学校2年の西牧遥人君(8)は「手を振ると運転士さんが返してくれるので上高地線大好き」と笑顔を見せていた。同校2年の中村隼士君(8)は「あこがれだった運転席に入ることができてうれしい」と喜んでいた。

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