地域の話題

自転車のヘルメット着用呼び掛け 松本警察署がイベント

ヘルメットの正しい着け方を学ぶ子供たち

 4月1日から自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されることを受け、松本警察署は25日、松本市双葉のイオン南松本店で啓発イベントを開いた。多彩な自転車用ヘルメットを展示したほか安全な乗り方を学べる自転車シミュレーターの体験コーナーなどを設け、買い物客らに周知した。

 同店を運営するイオンリテール北陸信越カンパニーや市の協力で実施した。イベントの一環で、体験学習などに取り組む同カンパニーの「イオンチアーズクラブ」の小学生3人が、松本署地域・交通担当管理官の坂下郁夫さんに自転車事故やヘルメットについて取材。大人が着用しない理由や自転車事故が発生しやすい場所などを尋ね、ヘルメットの正しい着け方も学んだ。
 クラブの源池小学校1年生・水野航君(7)はヘルメットを試着し「軽くてかぶりやすい。正しい着け方も覚えられた」と話していた。子供たちは取材を基に壁新聞をまとめ、同店などに掲示する。
 松本署によると、今年発生した県内の自転車事故は23日時点で死亡事故1件を含む78件(前年比1件増)となる。

連載・特集

もっと見る