政治・経済

「AZUMO」地域の食を特集 中学生が取材や記事制作

「AZUMO」を制作した中学生(前列)とクリエイター

 安曇野市の中学生が地元クリエイターと作る地域情報誌「AZUMO」の第2号が刊行した。今年は「ローカルフード」をテーマに、中学生10人が取材や記事制作に取り組んできた。25日は堀金公民館の調理室などでお披露目会を開き、冊子内で紹介したローカルフードをあらためて味わいながら、完成を喜んだ。

 A4判20ページ。写真やイラストをふんだんに使い、おやきやそば、「安曇野林檎ナポリタン」など新旧のローカルフードを取り上げた。中学生が考案したみそパンのアレンジレシピなども載せており、柔軟な発想でローカルフードの新しい楽しみ方を提案している。
 カメラマンとライターを担当した穂高東中学校2年の井上静琉さん(14)は「必要だと思った場面は全部撮り、文章も読みやすく心掛けた。完成してうれしい」と笑顔を見せた。編集長の楢畑彩香さんは「もっとAZUMOの関係人口を増やしたい。知らない人がいないくらいにできれば」と力を込めていた。
 第2号は今後、安曇野市役所の農政課などで配布する。