新生・山雅白星発進 昇格組の奈良に2ー0

サッカー松本山雅FCは明治安田J3第1節の5日、ロートフィールド奈良(奈良市)で奈良クラブと戦い、2―0で勝利した。順位は2位。山雅サポーターは約1500人が足を運び、熱いエールでチームを鼓舞した。
松本山雅は4―3―3の布陣で臨んだ。GKにビクトルを起用し、最終ラインは右から藤谷、野々村、常田、下川で構成。パウリーニョと住田がボランチを形成し、トップ下に菊井を配置。滝と榎本が両翼を担い、小松が中央に入った。
前半は時間の経過とともに押し込む展開となり、31分に先制。右CKの混戦で小松が倒されて得たPKを自ら決めた。後半はペースが落ちたものの、39分に途中出場の村越が左足で追加点を挙げた。守っては零封。前線からのプレスが効き、前半の2度以外は決定機をつくらせなかった。
次節は12日で、続けてアウェーでFC岐阜と戦う。午後2時にキックオフとなる。