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小中学生女子のダンスチーム「ジュネス」 初の全国大会出場へ

大会でのステージ衣装を着たジュネスのメンバー

 松本市を拠点に活動している小中学生女子のダンスチーム「Jeunesse(ジュネス)」がこのほど、一般社団法人・日本こどもフィットネス協会が主催する全国こどもチャレンジカップ県大会の「アクティビティ部門(小道具を使った創作ダンス)」で1位となり、7月に東京で開かれる全国大会への出場を決めた。平成28(2016)年の初出場から2位が最高だったが、5回目の出場で念願の1位に輝いた。

 小学4年生から中学2年生までの14人でつくるチームで、安曇野市のダンストレーナー・矢ケ崎朱花さん(20)が週に2回ほど指導している。
 振り付けは閉店後の店内で人形が踊り出すという設定。ダンサーはピンクと黒のかわいらしい衣装に身を包み、リボンなどの小道具を使った踊りを披露した。ジャズダンスをベースに振り付けを考え、1分45秒の時間内にまとめた。
 全国大会に向けて早くも練習に励んでいるといい、梓川中2年生の森美寿々さん(14)は「何回か出場して初めて1位になれたのでうれしい気持ち。全国大会までに手の角度をそろえるなどの課題をクリアし、完璧な状態で臨みたい」と話していた。
 県大会ではアクティビティ部門のほかに、ヒップホップ部門で3位に入賞した。個人戦では、森さんと波田中2年生の安藤璃子さん(14)が入賞している。