雪上の遊び楽しむ 聖高原スノーフェス

麻績村の聖高原スキー場で26日、「聖高原スノーフェスティバル」(麻績村観光協会主催)が2年ぶりに開かれた。例年、3月中旬まで営業する同スキー場のシーズン終盤恒例の感謝祭で、そり遊びや圧雪車乗車体験など多彩なイベントで大勢の親子連れを楽しませた。
ゲレンデ麓のキッズパーク・そりゲレンデを会場にした。「バナナボート」は3人乗りゴムボートをスノーモービルで引く人気イベントで、雪上を豪快に横滑りするスリルに歓声が上がった。千曲市から両親と一緒に訪れた坪根真希さん(7)、唯ちゃん(5)姉妹は「ビュンビュン横滑りして楽しい」と笑い、父親の剛さん(37)は「今シーズン4回目のスキー。子供たちも本当に楽しそうでよかった」と目を細めた。
観光協会長を務める塚原勝幸麻績村長は「今冬は雪不足で休業もあり心配したが再開できてよかった。来年度も冬・夏オールシーズンで聖高原を楽しんでほしい」と願っていた。