交通事故撲滅へ一丸 長野県松本市で春の安全運動出陣式

春の全国交通安全運動(6~15日)の出陣式が7日、松本市島立の県松本合同庁舎で開かれた。市、松本警察署、松本交通安全協会などの関係者約150人が集まり、交通事故撲滅へ向けて力を合わせることを確認した。
同署の篠原一則署長は、小学生年代の6~12歳が交通事故に遭うのは4~6月が多く、重要な時期だとし、「子どもを守る思いやりを持った運転を呼び掛けてほしい」と話した。白バイやパトカーなどの啓発車両7台によるパレードもあり、同協会の小林磨史会長の号令で市内へ運動の周知に向かった。式後は、国道158号の合同庁舎入口交差点で、交通安全に関するのぼり旗を掲げて啓発活動をした。
松本署管内では、今年に入って6日までに140件(前年同期比39件減)の交通事故が発生し、166人(同56人減)が負傷、1人(前年同期と同じ)が死亡した。