天然芝の感触楽しもう 松本・信州グリーンフィールドかりがねで市民開放

天然芝のグラウンドを市民に開放する「芝の日(4月8日)スペシャル企画イベント」が6日、松本市惣社の信州グリーンフィールドかりがね(市かりがねサッカー場)で始まった。初日はフィンランド生まれのアウトドアスポーツ「モルック」の体験会が開かれ、多くの家族連れでにぎわった。8日まで。
信州大学のモルックサークル「まつぼっくり」の学生たちがルールを教え、参加者が競技に親しんだ。父親と一緒に競技した寿小学校3年生の上條このはさん(8)は「天然芝の上でプレーできて気持ち良かった」と話していた。
かりがねサッカー場の指定管理者で、4月から施設のネーミングライツ(命名権)を取得した松本市島内の造園業・信州グリーンが主催した。県造園建設業協会が定めた「芝の日」に合わせて初企画した。社外取締役の藤原貴之さん(47)は「幅広い年代の市民が芝に親しむ機会を提供したい」と話していた。
7日はグラウンドゴルフ体験が午前9時~正午と午後1~4時にある。8日は一般財団法人「松本ヘルス・ラボ」の協力を得て健康促進・運動体験会を開く。スロージョギング体験は午後1時半~2時半、身体状態をチェックできる測定会は午後1~3時に行う。
庭木の育て方を樹木医が教える「緑の相談会」、春の苗木販売も行う。先着50人の来場者にパンジーなどの花をプレゼントする。問い合わせは信州グリーンフィールドかりがね(電話0263・32・3230)へ。