図書館発!野外活動のススメ 塩尻市立図書館本館で職員の企画展示

塩尻市立図書館本館で14日まで、企画展示「キャンプ+α(アルファ)」が開かれている。キャンプやアウトドアなど野外活動にまつわる本を並べ、利用者にさまざまな楽しみ方を提案している。
たき火や料理ほか、星の観察、釣り、専用ボードに立ちパドルでこぎながら水面を進む「SUP(サップ)」の体験活動などの趣味、キャンプの技術が生かせる防災関連の本もある。一部キャンプ道具を展示し、「県内のおすすめのキャンプ地」を利用者に書いてもらう用紙も用意してある。
担当司書の布由紀子さん(52)が、キャンプ好きであることからテーマに選んだ。埼玉県出身で12年前に家族の転勤を機に松本市に住み始めた布さんは「自然が素晴らしく長野県内にはいろんなキャンプ場がある。地元の良さを再認識してもらえたら」と話す。
本館が入る市民交流センターの大規模改修工事が完了した1月から、令和6年度の図書館新入職員のうち本館勤務の4人が企画した展示を順次行っている。布さんが3人目で、次回展示は17日からの予定だ。