松本の第三地区 初の文化祭 23団体が発表や展示

松本市第三地区の初めての文化祭(実行委員会主催)が1日、同公民館と福祉ひろばで始まった。ステージ発表と作品展示に公民館を利用する計23団体が参加。地区住民のほか、各団体のメンバーの友人や知り合いが大勢訪れて、にぎわっている。2日まで。
ステージ発表のトップを務めたフラダンスサークル「ラウレア・フラ・スタジオ」は、鳴子を手に県歌「信濃の国」に合わせて踊り、大きな拍手を受けた。事務局の萬井章子さん=松本市梓川梓=は「手拍子をしてもらってうれしかった。やりがいがあった」と声を弾ませた。作品展示に仲間4人で参加した生け花サークル「野の花山の花をいける会」の大畑和子さん=同市岡田岡田町=も「大勢の人に見てもらえることは張り合いになる」と喜んだ。
豚汁配布や、地区民生委員協議会(臼井裕子会長)のメンバーらが講師を務めた子どもの遊びの広場の工作コーナーも人気だった。
第三地区は毎年11月に地区作品展を開いているが、出品できるのは地区住民のみだった。昨年度末に公民館に隣接していたトライ・あい松本が閉館し、80の利用団体が公民館を拠点とするようになったのに合わせ、もともと公民館を利用していた70団体にも参加を呼び掛けて、初めての文化祭を企画した。
2日は午前10時~午後3時半で、正午から赤飯の配布とパンの販売がある。