連載・特集

変則レーン危険大きく 「まつもと道路交通考」改良ファイル①国道19号新橋交差点

 市民タイムスが今月に始めた企画報道「まつもと道路交通考」には、読者の皆さんから多くの投稿をいただいています。内容は、道路の狭さ・整備の遅れへの不満や、車の強引な右折方法「松本走り」に遭遇した際の驚き、近所の道路改良要望など多彩です。その一部を要約して紹介します。道路の危険・渋滞箇所も「改良ファイル」として添えます。

 複数の改良要望が寄せられた。北から南へ向かう上り線は、右折と直進が同一車線で、その隣に左折専用レーンがあるという珍しい構造になっている。右折車が交差点内で停止していると渋滞が発生し、後続の直進車が左折レーンにはみだして通過することが常態化しているため、追突や接触事故の危険が大きく、あわや惨事という光景が日常茶飯事だ。
 市民タイムスの取材に対し長野国道事務所は「状況は認識している」としつつ、改良には交差点の南北両側の拡幅が必要といい、「今のところ計画は未定」としている。
 安曇野市の女性(60)は「不幸な事故が起きる前に手を打って」と投稿を寄せたが、これは多くの道路利用者の共通した願いだ。