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塩尻中美術部員の切り絵を展示 塩尻東地区センター

中学生たちが作った切り絵の作品を眺める来館者

 塩尻市の塩尻中学校美術部の生徒たちが作った切り絵の作品15点が14日まで、地元の塩尻東地区センターに飾られている。昨年11月に楢川地区で開かれた「奈良井宿灯明まつり」で灯籠に装飾した切り絵で、掲示用に現物を印刷して展示している。

 題材は、今年の干支にちなんだヘビをはじめ、富士山、打ち出の小づち、絵馬付きの破魔矢などさまざまだ。灯籠のほのかな光で切り絵が映し出された様子を撮った写真も添えてあり、まつりの会場の幻想的な雰囲気が伝わってくる。
 センターを訪れた人たちは「中学生たちは何を描くかをよく考えて作ったと思う。上手」「灯明まつりに行ってみたくなった」と鑑賞しながら話していた。塩尻東公民館が美術部に依頼して展示した。