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気合の千本突きで1年締めくくる 堀金の空手道場真武館

正拳突きを繰り出す道場生

 安曇野市堀金を拠点とする空手道場・真武館(竹内一真代表)は27日、稽古納めをした。小雪が舞う夜の堀金小学校体育館に道場生やOBら約50人が集まり、恒例の「千本突き」で元気よく今年1年の活動を締めくくった。

 館内を大きく囲むように輪をつくると、「えい」という気合とともに正拳突きを1000回連続で繰り出した。開始から20分以上たち疲れが出てくる中でも、子供たちは姿勢を保ち、大きな掛け声で拳を突き出した。
 千本突きを終えると円陣を組み、「来年もそれぞれの目標に向かって突き進むぞ」との掛け声と気合で気持ちを一つにした。林原ニコラス大輝主将(14)=穂高西中学校3年=は「全国出場者が増え、世界大会優勝者も出た。盛り上がった1年だった」と振り返った。