穏やかな新年へ心を合わせてしめ縄作り 塩尻の小野神社で住民有志

小野神社(塩尻市北小野)で15日、奉献会・大出卯酉会が神社の大鳥居に取り付けるしめ縄を作った。会員約20人が参加し、新年が明るい年になるように気持ちを込めて作業した。
細い縄を何十本も束ねて太さ10センチほどのしめ縄に仕上げた。太さや形が整ったしめ縄になるように、会員たちは「よいさ、よいさ」と掛け声を合わせていた。
卯酉会は地元の大出区の有志による会で、平成18(2006)年から大鳥居と拝殿のしめ縄を作っている。会長の増田忠明さん(75)は「来年もみんなが健康で、穏やかに過ごせる1年になってほしい」と願っていた。