出口姉妹の五輪快挙たたえる 松本で祝賀会
塩尻市出身で、カナダ代表としてパリ五輪柔道女子５７キロ級で金メダルを獲得した出口クリスタ選手（２９）と、同代表で５２級に出場した妹の出口ケリー選手（２５）をたたえる祝賀会が１日、松本市本庄１のホテルブエナビスタで開かれた。子供のころから２人を支えた地元関係者約２００人が出席し、２人を囲んで笑顔で祝った。
祝賀会発起人代表で県柔道連盟の津金武寿会長は２人が柔道を始めたころから振り返った。世界に通用するようになった２人をたたえ「２人の快挙を祝うとともに、バックアップしていた人たちのことも思いながら今日はお祝いしたい」とあいさつした。
地元の塩尻市から、小野神社木遣保存会の有志が参加し木遣歌を披露し、会場を盛り上げた。出席者は２人と記念撮影をし、楽しげに語り合っていた。
クリスタさんは「皆さんとここまで来られてよかった。来年１年間は現役を続けて頑張りたい」と感謝の言葉を述べた。