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食品ロス削減運動「30・10」 忘年会シーズンに松本市が飲食店でPR

30・10運動をPRするはっぴ姿で、ポケットティッシュを配る市職員(中)

 忘年会真っ盛りの13日夕、松本市は、市発祥の食品ロス削減運動「30・10(さんまる・いちまる)」をPRする啓発活動に取り組んだ。環境・地域エネルギー課の職員4人が松本駅お城口や市内の飲食店などでポケットティッシュ500個を配って呼び掛けた。
 ホテルブエナビスタ(本庄1)では、「残さず食べよう!」と大きく書かれたのぼり旗を掲げてロビーに並び、宴会利用の市民や宿泊の観光客にティッシュを渡した。同課の鈴木博史課長は「宴会開始30分間とお開き前の10分間は席について料理を食べるという趣旨に厳密に合っていなくても、臨機応変に対応してもらえれば」と話していた。
 来年の新年会シーズンにも啓発活動を実施する。