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竹灯籠の光輝く 穂高神社で「神竹灯」始まる

穂高神社の夜の境内を照らす竹灯籠

 安曇野市の穂高神社で29日、夜の境内を竹灯籠の光で彩る「安曇野神竹灯」(実行委員会主催)が始まった。1万本の竹筒からろうそくの温かな明かりが漏れ、幻想的な情景をつくりだした。
 午後4時から大勢の関係者がろうそくに火をともし、日が暮れると淡い光が浮かび上がった。池田町から来た会染小学校5年生・佐藤柚輝君(10)は「初めて見たけれど、すごくきれい。遠くの方は、小さな火がたくさん集まって大きな火に見える」と喜んでいた。
 開催は前期が12月1日まで、後期が6~8日で、いずれも午後4~8時。雨天・降雪の場合は中止する。問い合わせは市観光情報センター(電話0263・82・9363)へ。