「闇バイトは犯罪です」 県警が信大で注意呼び掛け
全国で犯罪実行者募集情報、いわゆる「闇バイト」に応募したと思われる人による強盗事件などが多発していることを受け、県警生活安全企画課などは26日、松本市旭3の信州大学松本キャンパスで、闇バイト応募防止などを呼び掛ける啓発活動をした。県警大学生ボランティア「信州ライポ隊」の隊員など約20人が参加し、学生の防犯意識向上を図った。
「甘い言葉の求人は『闇バイト』かも...!」などと記されたチラシやポケットティッシュを配り、学生に注意を呼び掛けた。啓発活動に参加した後藤僚介さん(21)は「闇バイトはアルバイトではなく、犯罪であると認識してほしい」と話していた。
松本警察署生活安全1課の市川幸誠課長は、SNS(交流サイト)で▽高収入▽即金▽ホワイト▽短時間―といった耳あたりの良い言葉の求人情報は闇バイトの可能性があると指摘し、「もし万が一、闇バイトに応募してしまったときは警察に相談してほしい」と呼び掛けていた。