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塩尻市内 秋から冬へ 巡る季節

高ボッチ高原の一帯は霧氷とみられる装いの木々や草で白く染まり、諏訪湖越しの富士山を望むこともできた。季節を先取りしたような風景に、カメラを向ける観光客らの姿が見られた

 よく晴れた19日の朝、塩尻市の東西に延びる山々の尾根筋が白く染まっているのが見えた。木々や草に霧の粒が吹き付けられて凍った霧氷とみられ、東西のどちらの山も山頂付近が白くなった。里では紅葉や黄葉が終盤を迎えた。広丘高出での市の観測だと、同日の朝の最低気温は氷点下0・5度まで下がり、行く秋と来る冬を景色と気温で感じることができた。