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木祖村社協が初のこどもまつり ゲームや工作交流深める

多様な企画ブースが並んだ会場でバルーンアートを楽しむ子供たち

 木祖村社会福祉協議会は17日、遊びや体験など多様なブースを並べる「こどもまつり」を、薮原の福祉施設・幸せテラスまめのわで初めて開催した。大勢の子供たちが家族や友人らと訪れ、一緒に会場を回って企画を楽しんだ。

 輪投げなどのゲームや手芸用のひもを使うクラフトバンドなどの体験コーナーがあった。県介護福祉士会による、子供を対象に福祉について体験する「ふくしニア」のブース、県警による警察車両の展示もあり、多様な企画に子供たちの笑顔が広がった。木祖小学校4年生の橋詰大輝君(10)は「パトカーを近くで見られて良かった。いろいろと回れて楽しかった」とほほ笑んだ。
 「みんなのまめのわ食堂」と銘打ちカレーライスも振る舞った。
 村社協が講演会などを催す「住民のつどい」の本年度の企画として、幅広い世代が交流を深められる場づくりを目的に開いた。実行委員長の永島博之・村社協事務局長は「子供も大人も楽しんでもらい、地域のつながりが深まる機会になれば」と願っていた。