ものづくりの魅力体感へ 松本市で19日と20日にクラフトピクニック

工芸作家と交流しながらものづくりの魅力に触れる野外イベント「クラフトピクニック」(NPO法人松本クラフト推進協会主催)が19日と20日、松本市県3のあがたの森公園で開かれる。県内外の作家ら74組のブースが並び、作家による実演や制作体験を楽しめる。
羊毛の手紡ぎなど作家の技術を間近で見られるほか、丸太を削る椅子作り、木の車の組み立て、ろくろを使った陶芸、水引のアクセサリー作りなど体験メニューが充実。招待出展は20日に、須賀川竹細工振興会(下高井郡山ノ内町)の百瀬晃平さん(松本市在住)が、根曲がり竹を割ったり編んだりする実演を披露する。今年は試験的に販売のみのフードブースも取り入れる。
5月の「クラフトフェアまつもと」の姉妹イベントとなる。運営を担う実行委員会の寺澤尚美委員長は「大人も子供も楽しめるイベント。中学生や高校生にも、手を動かして体験してもらえれば」と話している。
両日とも午前10時~午後4時、雨天決行。徒歩や公共交通機関での来場を呼び掛けている。詳細は松本クラフト推進協会ホームページで確認でき、一部事前予約が可能。問い合わせは協会(℡0263・34・6557)へ。