力と技 土俵でぶつけ合う 木曽郡相撲大会 小中学生70人が熱戦

第58回木曽郡相撲選手権大会が23日、木曽町新開の町総合トレーニングセンターで開かれた。小中学生70人余りがエントリーし、友人や保護者らの声援を背に、互いの意地をぶつけ合う見応えある力勝負を繰り広げた。
女子児童の健闘ぶりや土俵際で踏ん張る粘り腰に、会場がどっと沸いた。双方が力を尽くした対戦には健闘をたたえる温かな拍手が送られた。
学年・男女別に行われた小学生の部の個人戦で、優勝した児童たちは喜びに声を弾ませた。3年男子の部を制した松下慶君(9)=南木曽=は「相手に対して下から潜り込むというイメージ通りの相撲が取れたと思う」と振り返り「(決勝で戦った)相手は強かったけれどぎりぎりの差で勝てた。とてもうれしい」と笑顔を見せた。
中学生の部は県中学校新人戦を兼ねた。