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松本・浅間温泉で初の肉だらけ祭盛況 23日まで

肉フェスを訪れ、笑顔で品物を受け取る来場者

 松本市の浅間温泉を盛り上げようと、キッチンカーを使った食のイベント「第1回肉だらけ祭」(肉フェス、実行委員会主催)が21日、温泉街で始まった。山賊焼き、焼き鳥、ステーキ、豚どんなどを会場で提供しており、来場者が焼きたての味を楽しんでいる。23日まで。
 ホットプラザ浅間(松本市浅間温泉3)に隣接する広場を会場としており、県内各地から11店が参加した。各店の前で来場者が順番待ちの列をつくり、にぎわいを見せている。山賊焼きなどを味わった本郷小学校3年生・内川朝陽君は「おいしかった。肉は好き」と満足した様子を見せた。
 実行委によると、新型コロナウイルス禍が落ち着きを見せる中で温泉街に客足は徐々に戻ってきているが、コロナ前の水準に達していない。浅間温泉旅館協同組合青年部の石川真一部長(41)は「浅間温泉を知ってほしい。(イベントを通じて)肉と温泉の両方を楽しんでもらえれば」と話していた。
 午前11時~午後9時半(最終日は4時)。