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多彩な書作品 ずらり336点 上松町 県書道展木曽地区展 22日まで

幅広い年代の多様な書の作品が並ぶ会場

 第77回県書道展の木曽地区展が20日、上松町ひのきの里総合文化センターで始まる。小学生から一般まで、木曽地区の作品285点と、県内を巡回する「特選」作品51点が並ぶ。22日まで。

 高校生以上の作品は、書体や題材、書き込む素材など多様で、書き手一人一人の表現が伝わる。小・中学生は熟語や言葉を伸び伸びとしたためた力作がそろう。今年は木曽地区から、一般の部・かな部門と、学生部で1人ずつが特選に入った。
 県書道協会木曽地区主任の稲吉香峰さん=上松町=は「さまざまな書の形を楽しんでもらいたい」と話す。出展作の制作を通じて「子供たちが書道に触れ、文化をつないでいくことにもつながれば」と願う。
 観覧無料で、開場時間は午前9時~午後5時(最終日は4時)。22日は午後1時半から表彰式、2時半からギャラリートークがある。