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松本空港で地元産品販売 搭乗客と住民で盛況

松本地域の3市5村の特産品を販売したブース

 県営松本空港で16日、松本地域の3市5村の特産品を販売する「信州まつもと空港de(で)マルシェ」が開かれた。初の試みで、農産物や加工品、工芸品など多彩な品が並び、空港利用者や地域住民らが買い物を楽しんだ。

 ターミナルビル前の時計台広場にブースを設けた。松本市は松本てまり、安曇野市はワサビの加工品、筑北村はおやきなどを販売した。この日は松本―モンゴル・ウランバートル間を結ぶ国際チャーター線が運航されたこともあり、帰国する観光客も麻績村のリンゴなどを買い求めていた。
 松本空港でジェット機の運航が始まって30周年を迎えたことをきっかけに、県松本地域振興局が企画した。担当した同局企画振興課の神事和樹さんは「松本を訪れた人に地域の魅力を知ってもらい、空港を利用しない地元の方にも空港を訪れる機会になれば。今回の反応を見て今後につなげたい」と話していた。