アーティストグループ・わとびら会が竜と水鳥のお面手作り 26日の穂高神社御船祭の舞で使用

安曇野の魅力に関心の高いアーティストグループ・わとびら会(岡佐和香代表)は、安曇野市穂高の穂高神社で26日に行われる「御船祭」の宵祭りで、創作の舞や盆踊りを奉納する。5日には、地域住民を含む関係者10人ほどが神社近くのコミュニティースペースに集まり、出演者がかぶるお面を手作りした。
穂高神社奥宮例大祭(10月)で上高地・明神池に浮かべる船(2隻)の飾りになっている、竜と水鳥をテーマにした2枚のお面を作った。デザインした造形作家で会員の仲宗根浩さん(那覇市)にオンラインで手ほどきを受け、型紙に合わせて段ボール紙を切り貼りしたり、衣装にくっつけたりした。
26日午後5時45分から、岡代表らが神楽殿で「竜と水鳥の舞」などの創作舞を奉納するほか、来場者と盆踊りを行う。28日午後0時半からは同会がホワイトトークハウス(穂高)で「わとびらの道祖神まつり」を開き、童謡のコンサートや童話劇を披露する。
岡代表は「安曇野にIターン、Uターンした人たちと目標を共有する良い機会だと思う。外国人にも新しい和の創作を発信していきたい」と話している。