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歌の友が仲良く会報400号 童謡唱歌グループ「モナミ」

記念の400号を手にするモナミの会員たち

 松本市のコーラスグループ「童謡唱歌・歌うモナミ」が毎月2回の例会で発行している会報「連絡帳」が、6日で400号に達した。平成19(2007)年9月7日の第1号から17年。童謡唱歌を歌う仲間同士の絆の証しとして、末永く続くように関係者が願っている。

 練習予定や催し案内に加え、写真もふんだんに交えながら、活動の記録や雑感を掲載してきた。1号から順にひもとけば、会の歩みをたどることができる。通常はA4判の両面刷りだが、記念の400号は6ページに充実させ、会員の所感や合唱指導・藤澤良彦さん(88)=松本市神林=のコメント、100号、200号、300号の抜粋も載せた。
 モナミは平成7年に発足。当初は予定表のみ配布していたが「皆の連帯感を高める一助に」と藤澤さんが編集・発行を始めた。会長の中澤延秋さん(77)=同市寿=は「活動の記録が記事として載るのが楽しみ」と話す。
 来年の発足30周年に合わせて連絡帳の縮刷版も発行する予定で、藤澤さんは「童謡唱歌の魅力は日本語の美しさ。素晴らしい文化を歌い継ぎながら、連絡帳も100歳を超えるまで続けたい」と話している。