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松本山雅が白星 1点を守り切り暫定8位に浮上

前半26分、ロングスローから頭で先制点を決める松本山雅の樋口(右)

 明治安田J3リーグ第26節の31日、松本山雅FCは岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜市)でFC岐阜と対戦し、1―0で勝った。勝ち点を38に伸ばし、暫定順位ながら8位に浮上した。昇格プレーオフ圏内の6位に勝ち点2差と迫った。

 松本山雅は累積警告で出場停止の宮部に代わって野々村が先発に復帰。常田と最終ラインの中央を固めた。前線の両翼も入れ替え、右に中村、左に村越を配してスタートした。
 最少得点で粘り切った松本山雅。4試合ぶりの零封で勝ち点3をつかんだ。唯一のゴールは前半26分。村越の左ロングスローを近いサイドで常田が軌道を変え、樋口が頭でねじ込んだ。終盤にかけて攻め込まれる場面も増えたがGK大内を中心に体を張り、最後まで集中を切らすことなく耐え抜いた。
 スタジアムには山雅サポーター約500人が訪れた。台風10号の影響が懸念された中、熱いエールで選手の背中を押した。
 次節は7日で、本拠地で首位の大宮アルディージャを迎え撃つ。キックオフは午後6時で、ホーム戦では最後のナイトゲームとなる。