連載・特集

2024.9.6 みすず野

 パラリンピックの種目「ボッチャ」の選手育成に取り組む松本市職員の紹介が、昨日の紙面に載った。ボッチャの競技人口を増やし世界に通用する選手を育てたいという。大いに期待しよう◆地元の社会福祉協議会主催のボッチャ大会を5回開催した。社協の役員なので最初の大会から携わってきた。他の催しは参加者が定員に満たなくて、あちこち声をかけることが当然のようになっているが、この大会だけはその心配がない◆白いソフトボールほどの目標球を狙ってボールを投げ、目標との距離の近さを競う。カーリングに似たルールだ。アンダースローで投げる人がほとんど。手のひらを下に向けてボールをつかんで投げる方法もある。近さの判定が難しい場合は、メジャーで目標との距離を測定する。単純な競技なので、その分熱中する◆不思議なのは、これまでの優勝チームがほとんど70代、80代の女性だけで構成していること。男性だけのチームは成績が振るわない。ひそかに優勝候補だと思って臨んだ大会では最下位だった。おそらくこの結果と競技のこつは、どこかで関係していると思うのだけれど。今年は来月に開催する。