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憧れのレザンホールで初めての公演 結成18年 塩尻レザンマンドリーノ

初のコンサートに向けて練習に励む会員と折井さん(左)

 マンドリンやギターの愛好者でつくり、塩尻市を拠点に活動するグループ「塩尻レザンマンドリーノ」は9月7日、塩尻市大門七番町のレザンホールでコンサートを開く。18年前に結成し「いつかレザンホールで演奏会をしよう」という目標を掲げ、名称に「レザン」と入れた。市民音楽祭への参加や友情出演などでステージ経験を重ねてきたメンバーたちが、念願の初公演に臨む。

 平成18(2006)年に、市が主催したマンドリン講座の参加者らが結成した。現在は塩尻市、山形村、諏訪市から50~80代の男女が月2回、塩尻総合文化センターに集い、練習に励む。青柳郁子代表は「楽しく、仲良くをモットーに活動してきた。大町ギターマンドリーノの定期演奏会に友情出演して交流してきた」と振り返る。
 7日のコンサートは19人が出演し、マンドリン、マンドラ、ギター、コントラバスで合奏する。1部は単独で演奏し、童謡や谷村新司さんの「いい日旅立ち」、マンドリンの曲などを披露する。2部は指導者でプロのマンドリン奏者・折井清純さん=松本市里山辺=が独奏。3部は大町ギターマンドリーノとの合同演奏となる。青柳代表は「初めての自主公演。親しみやすいプログラムとなっているので気軽に足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。
 中ホールで午後1時半~3時。入場無料。予約は要らない。問い合わせは青柳さん(電話0263・53・2853)へ。