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山雅が劇的勝利で8位に浮上 村越が殊勲の勝ち越しゴール

後半50分に決勝点を決め、歓喜の表情で駆け出す松本山雅の村越

 明治安田J3リーグは17日、中断期間が明けて第24節の10試合を行った。松本山雅FCはサンプロアルウィン(松本市)でSC相模原と対戦し、3―2で勝利した。3試合ぶりの白星で勝ち点を35に伸ばし、順位は8位に浮上した。

 松本山雅は中盤の構成を変更。安永と米原がボランチを組み、菊井をトップ下に配置した。前線の両翼は安藤と滝が担い、最終ラインの中央には野々村に代わって4試合ぶりに常田が入った。
 前半6分に先行を許した松本山雅は折り返し間際の44分に浅川が同点弾。6分後に右クロスを菊井が蹴り込み逆転した。後半は35分に振り出しに戻されたが、50分に村越が決勝点をねじ込んだ。
 会場には1万701人が来場した。ハーフタイムには恒例の花火の打ち上げもあった。
 次節は24日。アウェーでカターレ富山と対戦する。