二十歳の節目に感謝と自覚 木祖村で祝う会

木祖村の「二十歳を祝う会」が11日、村民センターで開かれた。対象22人(男性13人、女性9人)のうち19人が、ドレスやスーツ姿で出席した。久しぶりに顔を合わせた旧友や小中学校時代の恩師と思い出話に花を咲かせ、近況報告をしていた。
出席者を代表して2人が「二十歳の主張」を述べた。松本看護大学3年の永島美結さん(20)=小木曽=は、近況報告と両親や恩師、地域住民へ感謝の思いを伝えつつ「(成人としての)責任と自覚を持ち、たくさんの人を助けられる看護師を目指したい」と決意を述べた。
式辞で、奥原秀一村長は「村に戻る、戻らないにかかわらず村を大事にしてほしい」と呼び掛け、「夢に向かって突き進む力を発揮できることを願う」とエールを送った。
木曽郡内では20歳の節目を祝う式典が15日にかけて開かれる。木曽町では13日、南木曽町と大桑村では14日、上松町と王滝村では15日に予定されている。