お夏まつり 朝日村に活気

朝日村の夏恒例イベント「第35回お夏まつり」が3日、村運動広場グラウンドで開かれた。夕方から夜にかけてステージイベントや踊り、花火といった多彩な企画があり、多くの地域住民が活気あふれる夏を満喫した。
朝日鉢盛太鼓の力強い呼び込み太鼓で開幕した。村に伝わる伝統の朝日小唄に乗せた踊りには村公民館分館や団体ごとの12連が参加し、にぎやかに踊った。
ステージでは朝日小学校金管バンドの演奏、村公民館を拠点に練習する「サンライズ」の子供たちのダンス、アマチュアバンド・じゃがーずと小学生がコラボレーションした歌などが披露された。ダンス発表に参加した朝日小学校4年生の上條李織さん(10)、妹で同小2年生の桜都さん(8)は「楽しく発表できた」と充実した表情を見せ、「友達といろいろ回ってお祭りを楽しみたい」と話した。
若い世代の発案でスタンプラリーや記念撮影スポットの設置など新たな企画を盛り込んだ。スペシャルMCを務めた中学生・高校生の6人は「元気に盛り上げたい」と意気込み、明るくはつらつとした司会で花を添えた。