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塩尻玄蕃まつり キツネをイメージし1240人踊る

キツネをイメージした踊りで街を練り歩く参加者(塩尻玄蕃まつり)

 塩尻市の夏の風物詩「第49回塩尻玄蕃まつり」が27日に開かれた。歩行者天国となった大門商店街で、音楽、ダンスなどの各種イベントからメインの玄蕃おどりまで盛りだくさんの企画が行われた。家族連れや若者らでにぎわった。  玄蕃おどりが午後6時15分に始まると、昨年より11連多い28連・約1240人がキツネをイメージした踊りで商店街を練り歩いた。各連は掛け声を上げるなど楽しみながら踊り、沿道の人たちは写真を撮ったり声援を送ったりしていた。  友人4人で遊びに訪れた塩尻中学校3年・奥原花音さん(14)は「普段は受験勉強で忙しく予定が合わないけれど、今日はみんなで中学校最後の夏休みの思い出をつくれた」と笑顔を見せた。