小学生バレーチームの松本ヴィガフェニックス 初の全国大会出場へ

松本市の小学生バレーボール男子チーム・松本ヴィガフェニックスが、8月に東京や千葉などで開かれる全日本小学生大会(日本バレーボール協会など主催)に県代表として出場する。6月の県大会で優勝し、松本、塩尻、木曽地域の小学生男子チームとして初の全国大会出場の快挙を成し遂げた。チーム創設30年の節目に、全国の大舞台に臨む。
松塩木曽ブロック大会、中信地区大会を制し、県代表を決める県大会の決勝で塩田VBC(上田市)との接戦に勝利した。 就任16年目の野原啓司監督の指導で攻守に安定した粘り強いチームに仕上がっており、全国大会では予選突破を目標に据える。3~6年生の選手12人が全国大会のメンバーとして登録され、週4日の練習に励んでいる。 全国大会は8月6日に開幕し、1、2日目の予選を経て、8チームが最終日の決勝トーナメントに進む。主将の関琉聖君(11)=塩尻市広丘小6年=は「サーブで崩し、エースが決めるチームの持ち味を生かしたい。まずは初戦に勝利し、予選を突破したい」と意気込む。