塩尻市のえんてらすで8月1、8日に中高生が語り合う「中高生の部屋」開設

塩尻市北部交流センター・えんてらすで8月1日と8日午後1時半~3時、中学生や高校生が語り合う「中高生の部屋」が設けられる。20代を中心とした大学生や社会人の市民有志が、複雑な心境を抱える思春期の子供たちの悩み相談に乗ったり話し相手になったりして、息抜きの場をつくる。
相談内容や語る話題は、学校や将来のこと、恋愛など何でも良い。ボードゲームや飲み物を用意して、遊んだり休憩したりできるようにする。参加無料で、入退室は自由だ。
市内で活動する社会福祉士や市中央公民館職員ら5人が中心メンバーとなって実行委員会をつくり、夏休み期間に合わせて企画した。家庭と学校の往復で完結しがちな中高生に、人生の先輩や知らない同年代と直接対面で交流する楽しさを感じてもらい、出会いを通じて新たな縁がつながることも願っている。
キャリア教育に携わる松本大学3年生(現在休学中)の手塚琉盛さん(20)は「学校では正解を探すけれど、正解がない未来を生きていかないといけない。学校教育から飛び出し、いろんな価値観に触れて人生の選択肢が広がれば」と語る。 問い合わせは中央公民館(℡0263・52・0899)へ。